<第2ターム>Industry researchのクラスで学んだこと

Industry Research のクラスでは毎回ドミュメンタリー映画を見る or ゲストスピーカーの話を聞く→メモをとる→ペラ1枚の感想を書いて提出するという、英語学習者のためにあるかのようなクラスだった。

 

ゲストスピーカーは学科の卒業生が主で、デザイン事務所でデザイナーとして働いている人、ゲーム会社で働いたのちに現在はフリーランスとして絵本を作っている人、世界的な企業でマネージャーをしている人など、卒業後の進路を想像する上で良かった。

 

ゲストスピーカーが来ない回はデザインに関するドキュメンタリー映画を見たのだけれど、これも今まで知らなかった様々なデザイナーを知ることができて毎回今日はどんなドキュメンタリー映画を観るのだろうと楽しみだった。(英語の聴き取りは辛かったけど)

 

クラスで観たドキュメンタリー映画。

 

 

Term2 時間割と全体的な傾向

ついに!Term2が終わった。これで1年目の過程が終了したことになる。Term2もいろいろあったが、まずは時間割。

 

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今学期は新しく、Industry Research、Introduction to Interaction Designが加わった。それ以外の科目はTerm1から引き続き。

 

Term2の特徴としては、

  • 色をデザインに使えるようになった
  • 手作業ではなくパソコンを使った課題が増えた
  • 研修旅行として1週間シカゴに滞在

というものがあった。

 

手作業系の課題が減ったからか、はたまた英語に慣れたからかTerm1よりも精神的及び体力的な疲弊は少なかったように思う。(朝8時のクラスが3日あったためそこは眠気との戦いだった...)

 

新たに加わったIndustry Researchではデザインに関する様々なドキュメンタリー映画を観たり、ゲストスピーカーの話(卒業生)を聞いたりした。北米の有名とされているデザイナーを知れたのが良かった。

 

Introduction to Interaction Designは2年目のweb designへの橋渡し的なクラスで、主にHTMLやCSS、ワイヤーフレームの作り方など基礎的なことを学んだ。

 

絵もデザインもうまいのに、タイムマネジメントがうまくできなくて、落第してしまったり(提出期限を1分でもすぎると30%分が成績から引かれる)、ある日突然来なくなったクラスメートがいたりして、これがカナダのカレッジ...!と驚いたりもした。

 

 

2016年 冬休みに読んだデザイン本

 

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Term1 で使用した教科書

 

 

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Design1のクラスでの指定教科書。

 

In Graphic Design: The New Basics, bestselling author Ellen Lupton (Thinking with Type, Type on Screen) and design educator Jennifer Cole Phillips explain the key concepts of visual language that inform any work of design

とAmazonの紹介文にもあるように、デザインについてのKey conceptsがわかりやすくまとまっている。

 

 

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<第1Term> Design1クラスで学んだこと Part3

第1タームでのDesign1クラスでの課題についてつらつら述べてきたけれど、結局やっていたこととしては、

 

  • デザインプロセス(大量のアイディア出し→ラフ作成→最終作品作成)を身体に叩き込む
  • デザインの基礎(Dot,line,Shape,Unity, Contrast, Balance, Symmetry, Asymmetry,Texture,Value, Depth, Volume Gestalt)についてこれまた身体に叩き込む

ということだったのではないかと思う。

 

大事なことは理論(概念の理解)→実践で、私は課題をやる時にはテーマについて言語化されたものを側に置いて、"Contrast includes variety of size, shape, texture"だから、ここではこの形をここに置こう、というようにやっていた。

 

これは私が文学部の出身で、まず言葉によって現実を定義するということに慣れているからなのかもしれないが、ただ闇雲に手を動かすのではなく、わからなくなった時には一度言葉に戻りそこからまたイメージを膨らませて作っていくというのが合っていた。

 

また、それぞれの課題をやっていると普段見過ごしていたものが突然目に入るようになり、(例えばTextureの課題をやっている時は、樹木の模様を見て、あるいは家のブロックを見て、Textureだと感じるなど)、他の作品を見た時に、これはGestaltのclosureを使っていると言語化できるようになった。

 

今までは文学の言葉によって現実を異化するという方向でしか知らなかったので、現実(目に見えているもの)を概念によって抽出、分解することにより新たな見え方が生まれてくるということが新鮮で、何歳になっても新しいことを学ぶ醍醐味だなと感じた。

<第1Term> Design1クラスで学んだこと Part2

Design1のクラスで学んだこと続き。

 

3つ目の課題はアルファベットを使ったものだった。

Assignment 3: Balance: Contrast + Symmetry/Asymmetry

自分の名前のアルファベットを使ってContrastとSymmetry、ContrastとAsymmetryを表すCompositionを作成する、というもの。最終提出作品は2つ。

 

Procedure

  1. 指定されたフォントの中から、自分をよく表していると思うフォントを選ぶ。私はFrutigerとGaramondを選んだ。

  2. それぞれのCompositionごとに4インチ×4インチのサムネイルを15個。なので15×2=30サムネイルを作成。アルファベットはトレース台を使ってトレースした。

  3. 8インチ×8インチのサムネイルを各Compositionごとに5つ作成。5×2=10ラフ。

  4. ファイナルは12インチ×12インチで(ここ重要)ガッシュの黒のみ使用。

 

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トレース台が必要になり、急いでアマゾンで購入。安い、けど使用感に特に問題なし。Huionというブランドは初めて聞いたけど中国のメーカーらしい。カナダに来てから安くてデザインも合格点というものが大体中国製ということが多くて頼もしい。 

 

感想

アルファベットを重ねて、シルエットで切り取って、原型が分からなくなるくらい塗り潰して、シンメトリーとアシンメトリーを表現するという今回のお題。中々アルファベットを重ねても面白い形が生まれてこなくて難しかった。自分の名前のイニシャルという縛りがなければもっと色々な形が試せたのだろうけど。

そして、ガッシュをファイナルで使うという縛り!!ガッシュってなんて塗りにくいの!!そして高いの。この時はまだ、次の課題でもガッシュに苦しめられるとは知らなかったのだった...。

 

Assignment 4: Value, Depth and Volume

遠近感や奥行きや物の形(3D)を表現することを目的とした課題。Value, Depth, Volumeの表し方について様々な例を見た後で、物の写真を撮りそれらを組み合わせてCompositionを作る。最終的な提出物は6つのパネルからなり、6つのパネルはそれぞれValue, Depth, Volumeを表すが、6つのパネルを合わせて見たときにさらに全体としてValue, Depth, Volumeが表されているようにする。

 

Procedure

  1. 構内の写真を少なくとも48枚撮影する。

  2. 撮影した様々な物の形を分解し、時に拡大し組み合わせ、Value, Depth, Volumeが表現されているCompositionを考える。サムネイルは9つ作る。手書き。

  3. サムネイルからさらに発展したものを3つ選ぶ。

  4. ファイナルは1つ。使える絵の具はガッシュの黒と白のみ。混ぜて灰色を作るのはOK。

 

構内の写真。普段そんなにじっくり見ない物の形がかっこよくて驚く。

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感想

なぜまたガッシュ?Why??という感じで、何時間ガッシュと格闘したのか。細かいところが塗りにくいのなんのって...。このValue, Depth, Volumeについてやっていた時というのはちょうどDrawingの授業で遠近法についてやっていた時で、課題がちゃんと連携していてすごい!と思ったのだった。 

 

 

Assignment 5: Gestalt

ついにTerm1の中での最終課題。この短いTermの間に課題詰め込みすぎだよ!とクラスメート皆ここら辺までくるとグロッキーになっていた。 最後の課題はGestalt。まずGestaltの概念について学び、

– equilibrium

– proximity

– continuation

– similarity

– closure

の中から3つ、自分が使用するテクニックを決める。それらを使い3つのファイナルを作成する。ただし、3つともに共通したテーマがあり、Unityが感じられるものであること。私は、equilibrium, continuation, closureを選び、テーマは詩人石原吉郎の詩「花であること」の花を表現するとした。

 

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Procedure

  1. テーマを決定し、Gestaltの手法の中から3つ選ぶ。10のサムネイルを作る。

  2. サムネイルから2つ選び、実際のマテリアルを使って試してみる。

  3. ファイナルを作成。色はモノトーン以外、マテリアルについて指定なし。

感想

今回の課題では、画材も何もかも自由ということでクラスメートの中には木を彫ったり、ものすごくプリミティブな方向に走ったり、毛糸を使ったり、建築的な物を作ったりそれぞれの個性が全面に出ていて面白かった。

 

私が提出したファイナルのうちの1つ。Closureを表したかった。

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<第1Term> Design1のクラスで学んだこと Part1

第1Termの中でDesign1のクラスは1週間で9時間あった。時間数に比例するかのように課題の量は多かった。激重だった。大体2〜3週間単位で課題が発表され、授業時間中課題に取り組み、疑問があればインストラクターに質問するという形で進んでいった。

 

Design1では課題5つ、グループプレゼン1つ、テスト1回が4か月のTerm中の間に課されることになった。それぞれの課題の内容は以下。

 

Assignment 1: Dots, Lines, Shapes - Arrangement & Response

6つのcompositionをそれぞれのお題に沿ってdots, lines, shapesを使って表すというもの。

 

例えば

 

Composition 1 - Using only dots with horizontal and vertical lines, design a composition that emphasizes confrontation and tension

 

というような感じ。これがあと5つある。

 

ただ、提出作品だけを作れば良いというものではなく、過程の作り方も細かく指定された。

 

Procedure

  1.  3インチ×3インチのサムネイルをそれぞれのCompositionごとに最低でも10個。つまり6×10=60サムネイルを作る。

  2. 5インチ×5インチのラフをそれぞれのCompositionごとに最低でも3個。つまり。6×30=30ラフを作る。

  3. 8インチ×8インチのファイナルを6個。ちなみに全て黒い紙を切って、白い紙に貼ることにより完成させること。

 

雑感

 この課題はもう本当にほんとーに大変だった。まず入学して初っ端の課題がこれである。洗礼をバッチリくらった形に。そもそも60サムネイルを作るだけでもゼイゼイだったところをファイナルが紙を切ってだと〜〜〜〜??そしてそれが6つ〜〜〜〜??となる。制作期間は2週間半ほど。当然にこの科目以外からも課題は出ていたので、日本の大学とはどうやら様子が違うようだということを瞬時に学ぶ。

 

 

なんとか課題を提出し、もうDots, Lines, Shapeは見たくない...となったところで、次の課題へ。

 

Assignments 2:  Texture - Arrangement & Response

Unity と Contrast を Textureを使い表現する。最終提出作品は2つ。

 

Textureは

  • A. Tactile Texture
  • B. Texture captured from direct observation
  • C. Invented textures via mark-making
  • D. Textured via rubbing

をそれぞれの種類ごとに5つ収集し、A~Dの中から2つを組み合わせてUnity と Contrastを表現したCompositionを作る。。

 

Procedure

  1. 5インチ×6インチのサムネイルを各Composition毎に15個作る。つまり、15×2=30サムネイルに。

  2. 7.5インチ×9インチのラフを各Composition毎に5個作る。つまり、5×2=10ラフ。

  3. 10インチ×12インチのファイナルを2個。

 

このように、課題制作中は机の上が工作状態に。

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雑感

Assignment1の洗礼を受けたからか、サムネイル30で良いの?ファイナルも2つ?楽勝じゃんというようなノリだったけれど、Textureを集めるのに時間がかかった。また、Textureの組み合わせで統一感を出すのも、サムネイルではよく見えたものが、実際に組み合わせると変だったりして難儀した。

 

制作方法が細かく指定されるのが面白いなと思っていたけれど、これはデザインプロセスを叩き込もうとしているのかということがここら辺でわかってきた。大量にアイディアを出し(サムネイル)→それらをブラッシュアップし(ラフ)→最終的なアウトプットをする(ファイナル)。ファイナルを作るのには最低でもこれくらいの時間と頭への負荷が必要ということが身体にゴリゴリと刻み込まれる感じで、思考方法が課題を通じて染み込んでくるの、勉強になるし、この学科のカリキュラムにとにかくついていこうという気持ちになった。